東京北Exchangeロータリー衛星クラブについて
東京北Exchangeロータリー衛星クラブは、東京北ロータリークラブ創立70周年記念事業として、RIJYEM(一般社団法人国際ロータリー日本青少年交換多地区合同機構)ご協力のもと設立され、2020年11月3日に国際ロータリーに認証されました。
東京北Exchangeロータリー衛星クラブの一番の特徴は、全員がロータリー青少年交換プログラムの経験者“ROTEX”ということです。メキシコ、ブラジル、イタリア、フランス、ドイツ、アメリカへ日本や海外の様々な地区から派遣され1年滞在したという共通の経験をしています。
メンバーは現役で活躍する社会人(会社員)等で構成されています。
認証伝達式
例会は、月2回対面とZoomを併用して行っています。卓話では,ロータリーの諸先輩をはじめ各業界のトップの方に、普段ではなかなか聞くことのできないような貴重なお話をしていただいています。
従来とは異なるクラブの運営方法を取り入れながら、さまざまな内容や形式の例会を行い、10代で海外留学経験のある私たちにしかできないような奉仕活動を行っています。
ロータリーとは
国際ロータリー Rotary International (RI)
1905年2月23日、ポール・ハリスが、世界初のロータリークラブ(シカゴ RC)を設立しました。最初の会合に出席したのは、弁護士のポール・ハリス、石炭商のシルベスター・シール、鉱山技師のガスターバス・ローア、洋服商のハイラム・ショーレーの4人でした。さまざまな分野の職業人が集まって知恵を寄せ合い、生涯にわたる友情を培うことのできる場をつくることが、ハリスの夢でした。
現在、国際ロータリー世界本部は、米国イリノイ州エバンストンにあり国際ロータリーの総括的事務一般を執り行っています。現在、世界の200か国以上、36,904クラブ、全世界ロータリアン数 1,187,842人の世界最大の奉仕団体です。(2023年2月現在)
日本で最初のロータリークラブは、米山梅吉により1920(大正9)年10月20日に設立された東京ロータリークラブで、翌1921年4月1日に世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟承認されました。現在、日本国内のクラブ数は2,224、会員数84,752人(2023年1月現在)
日本は、現在34地区に分かれており、私たちが所属する第2580地区は、東京北部と沖縄で構成されています。
認証伝達式
ロータリーの目的 OBJECT OF ROTARY
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにあります。具体的には、次の各項を奨励しています。
- 第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
- 第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
- 第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
- 第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国政理解、親善、平和を推進すること
THE 4-WAY TEST (四つのテスト)
ロータリアンが生活や仕事の場面で常に覚えておくべき 4つの問い、それが「四つのテスト」です。
政治や宗教に関係なく、すべての人びとの倫理的指針となるこのテストは、100 カ国語以上に翻訳されています。
Of the things we think, say or do
- Is it the TRUTH?
- Is it FAIR to all concerned?
- Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?
- Will it be BENEFICIAL to all concerned?
言行はこれに照らしてから
- 真実かどうか Is it the TRUTH?
- みんなに公平か Is it FAIR to all concerned?
- 好意と友情を深めるか Is it FAIR to all concerned?
- みんなのためになるかどうか Will it be BENEFICIAL to all concerned?
五大奉仕(FIVE AVENUES OF SERVICE)
クラブ奉仕
奉仕の第一部門であるクラブ奉仕は、本クラブの機能を充実させるために、クラブ内で会員が取るべき行動に関わるものである。
職業奉仕
奉仕の第二部門である職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持つものである。会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行うことが含まれる。
社会奉仕
奉仕の第三部門である社会奉仕は、クラブの所在地域または行政区域内に居住する人々の生活の質を高めるために、時には他と協力しながら、会員が行うさまざまな取り組みから成るものである。
国際奉仕
奉仕の第四部門である国際奉仕は、書物などを読むことや通信を通じて、さらには、他国の人々を助けることを目的としたクラブのあらゆる活動やプロジェクトに協力することを通じて、他国の人々とその文化や慣習、功績、願い、問題に対する認識を培うことによって、国際理解、親善、平和を推進するために、会員が行う活動から成るものである。
青少年奉仕
奉仕の第五部門である青少年奉仕は、指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プログラムを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識するものである。
青少年交換プログラム とは
世界100ヶ国上で実施され、毎年約9,000人の15~19歳の青少年が貴重な経験をしています。
交換学生は、海外でホストファミリーと生活をともにしながら、現地の学校へ通います。
言語や文化を学びながら、海外に友人をつくり、世界市民としての自覚を養うことのできるプログラムです。また、交換学生は“小さな親善大使”と呼ばれ、国際理解と親善につとめています。
ROTEX とは
青少年交換プログラム による一年間の海外での留学生活を経験し、帰国した帰国学生(学友)をいいます。帰国後、自らの留学経験を活かし、青少年交換プログラムで来日している外国人の学生や、派遣を予定している学生、派遣中の学生の留学生活がより良いものになるようにサポートしています。
また、世界の架け橋となるべく、国際人として国内外で活躍しています。